もちろん直接の原因は、iTunesストアなどで音源ファイルを購入し、ネット経由でPCにダウンロードするのが習慣として定着したためです。それに加えて、たまにCDを買ったとしても、CDプレイヤーで再生するより、PCのハードディスクにリッピングして再生ソフトで聴くのが普通になり、結果、ディスクとしてのCDは不要になることが多くなったのもCDを買わなくなった原因かと思います。
しかし、HMVでもTSUTAYAでも、ストアに行ってCDを探す利点は、自分がこれまで聴いたことのなかったミュージシャンの新譜などを店内で適宜試聴出来ることにあり、その場で聴いて何となく気に入って買ったものが後々の愛聴盤になったという経験が、自分の場合は結構あります。
もちろんiTunesストアでも購入前に試聴は可能ですが、何となく試聴していて楽しくないなどというと個人的な見解になるわけですけれども(笑)、とにかくネット上での購入履歴はどうしても保守的なラインナップになりがちであると、以前から何となく気になっていました。
ところが! iTunesストアの素晴らしい利用法を最近思い付き、自分にとっては未知のミュージシャンの作品に大量に接する方法を開拓したので、同じ悩みを抱えている方のために紹介してみます(...といっても大したものではありませんが)。ただし、前提としてこの方法はJAZZやクラシックのように「定番レパートリー」が存在するジャンルのみに有効であって、ポピュラーミュージックのように新曲が中心の分野では全く使い物にならないということをご了承下さい。
具体的には、自分の好きな曲をiTunesストアで検索してみるだけです。最初に自分が試したのはJAZZのスタンダード曲「Speak Low」だったのですが、(同名のアルバムを除いて)約400曲が表示され、一度も目にしたことのないミュージシャンの名前がゾロゾロと並んだので、片っ端から40曲ほどダウンロードしてみました。
そうやって作成したリストの中で、他のナンバーも聴いてみたいと感じたミュージシャンは改めてアルバムごとダウンロードするという方法で、自宅に居ながら(自分にとっての)新譜を開拓できるようになり、個人的には画期的なやり方と自賛しています(笑)。
その後も味をしめてコルトレーンの佳曲「Impressions」や、ラ・ボエーム中のアリア「Si.Mi Chiamano Mimi」などなど、片っ端からダウンロードして楽しんでいます。最初は、一曲あたり150円程度なので大して費用もかからない思っていましたけれども、気に入ったプレイヤーのアルバムのダウンロードをするうちに結構な金額を使ってしまい、後で青くなってしまうのが難点なのですが(苦笑)。
