2013/05/19

神の雫

少しばかり前の話ですが、今年のGWは:

皇居ラン8周・ウェイトトレーニング3回・映画のDVD4本・コミック「神の雫」(Kindle版)全36巻・大沢在昌「新宿鮫」シリーズ(Kindle版)全10冊・iTunesからのアルバムダウンロード12枚・自炊4回・B型インフルエンザ罹患に伴う自宅安静療養3日間・・・


ということで(カレンダー通りの休みだったということもあり)あっという間に終わってしまいました。


上記の中で個人的に一番印象に残ったのは「神の雫」でした。ワイン愛好家の友人・知人たちからの評判があまり芳しくない作品だったので、これまで何となく敬遠していたのですが、Kindleで大人買いが出来るようになったということもあって(笑)思い切って読破してみました。

この作品が「美味しんぼ」との比較で語られることが多い理由は、一読してすぐに納得しました。飲食に関する情報提供という点においても、父と子 and/or 血縁関係というテーマを基調としたビルドゥングス・ロマンという側面においても、両者の共通点・類似性は明らかだからです。

それとは逆に、「美味しんぼ」との違いを考える上で重要なことは、「神の雫」は本質的に(言葉の本来の意味での)バロックなコミック作品であり、かつ、講談社の「モーニング」という雑誌に連載中という事実だと思います。この作品に対するワイン愛好家たちからの評判が今ひとつである理由の一部は、その辺の事情を正しく把握していないからではないかと邪推している(笑)のですが、それはさておき。

ところで、「神の雫」を読んで最も驚いたことは、クリニックに患者さんとしてお越しになっている実在の人物が作品中に登場したことでした(笑)。ワイン業界で高名な人物であることは以前から知っていましたが、実際の本人と全く同じキャラクターでコミック作品に描かれているところが、何とも微笑ましかったです。単行本で持っていれば当該巻にサインしてもらいたいところなのですが、Kindle版を購入してしまったので、今度本人に会ったら、コミックをダウンロードしてあるiPad miniにサインをお願いしようかと密かに計画している次第です。